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町長のブログ

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町長・山神裕が、開成町で日々起きたことや感じたことをお伝えします。
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#防災減災

2024/11/21 奥能登を視察

今年初1月6日・7日、公務ではない個人の行動として、能登半島地震の被災地・富山県氷見市へ支援物資を届けてきました。 ※詳しくはこちらの町長ブログ(2024/1/16付)をご参照ください。 あれから早11か月が経過。当時は交通渋滞を防ぐために、足を踏み入れることが実質的に禁止されていた輪島市や珠洲市など奥能登が今、どのような状況にあるのか?9月の豪雨の影響を含め、メディアでは報じられないところも含めて、可能な範囲内ではありますが、自分の目で見てきました。 名古屋に3年半住

2024/11/6 開成町防災訓練を実施しました

10月20日(日)、開成町防災訓練を実施しました。約4,200名の町民の皆さんにご参加いただきました。 例年、関東大震災の発生した9月1日前後の日曜日に開催しておりましたが、近年の異常気象等を受け、初めてこの時期の開催といたしました。 私は開成町災害対策本部長として、震度6強の大地震発生を受け(想定)、災害対策本部の開設を指示した上で、町民の命を守ることを最優先に行動すること、町各課の担当業務に速やかに着手すること、安全確認の上“指定避難所”と“指定福祉避難所”の開設を指

2024/8/16 災害対策図上訓練を実施しました

7月31日(水)、大規模地震を想定した災害対策図上訓練を実施しました。 地震の想定は、7月の日曜日の昼頃、相模湾を震源とする震度7。災害対策本部における主要な訓練事項は、①職員の勤務時間外に発生した災害に対する初動時の行動、②被害情報の処理と担当各班の運用の連携、③高温多湿時期を考慮した災害対応などとしました。 神奈川県県西地域県政総合センターからもご参加いただき、県の災害対策本部との連携や、陸・海・空の自衛隊、厚生労働省や総務省に対する要請などを行う想定で訓練いただきま

2024/8/6 小田原かなごてファームさんと電力供給に関する協定を締結いたしました

7月23日(火)、合同会社小田原かなごてファームさん(本社: 小田原市)と「災害時におけるソーラー発電設備による電力供給に関する協定」を締結いたしました。 開成町では、南海トラフ地震をはじめとする大地震や、富士山噴火による降灰のリスクなど、自然災害に対する備えを強化しております。 今回、締結いただいた当協定は、大規模な停電により町の指定避難所等に対する電力供給が途絶えた場合に、同社のソーラー発電システムから電力の供給をいただく内容です。 供給される電力は、稲作耕作地の上

2024/5/8① 熊本地震を経験した首長として伝えたいこと

4月23日(火)、関東地方の町村長が集まる会合において、熊本県益城町・西村町長より、標記タイトルにて体験談をお聞かせいただき、多くのアドバイスを頂戴しました。 益城町は熊本県の中央・やや北寄り、人口約3.5万人、面積約66㎢。2016年4月の熊本地震で、唯一“2度の震度7”の地震が発生した町です。 その被害状況はメディア等を通じて報じられたものの、2度の震度7以外に、2度の震度6強や3度の6弱を含め震度1以上の地震(余震)が合計4,484度も起きたことは想像を絶するものが

2024/4/26 第40回開成町消防大会

4月14日(日)、第40回開成町消防大会が開成町立開成小学校校庭において、盛大に開催されました! 年度始めの恒例行事。新たな分団長・副分団長・班長、そして新入団員5名へ辞令が交付されました。消防団の流儀として、紹介された際のあいさつは『 よろしく! 』です! また、消防功労賞の表彰式が行われ、以下の方々がそれぞれ受賞されました。長年にわたり、消防団員として活動いただいたことに敬意と感謝の意を表します。ありがとうございます。 〇日本消防協会勤続章(勤続30年) ・本部 団

2024/3/26 開成町地域防災リーダー養成講座を開催しました

3月16日(土)、上延沢・松ノ木河原多目的広場にて、開成町地域防災リーダー養成講座を開催しました。午前、午後の2回に分かれて、約20名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。 発電機の取扱い(地震への備え)や消火器の取扱い(火災への備え)、水防工法(風水害への備え)の3項目において、地域の住民に対して指導できるかどうかの効果測定を行い、合格した受講者を地域防災リーダーとして認定させていただくものです。 自然災害が頻発化、激甚化する中、地域の防災力の重要性が再認

2023/7/12 いざと言うときのために。災害対応力強化のための研修

先日、消防庁国民保護・防災部主催のオンライン研修「市町村長の災害対応力強化のための研修」を受講しました。 風水害を想定した、所謂DIG(Disaster Imagination Game災害想像力ゲーム)に括られる研修でした。何が起きるか事前に知らされていないシナリオ非提示型のシミュレーション訓練であり、研修指導員と1対1、なかなかの緊迫感の中、中身の濃い3時間でした。 過去5年間で約600名の市町村長が受講、今年も123名向けに5回に分けて開催される予定となっております