2024/7/8 茨城県小美玉市のまちづくりを視察してまいりました
7月1日(月)、茨城県は小美玉市を訪問しました。
小美玉市について
小美玉市は2006年、小川町と美野里町、玉里村が合併して誕生した自治体(それぞれの頭文字から命名)。
人口4.7万人弱、面積約145㎢。農業や酪農業が盛んで、ニラやメロン、レンコン(蓮花)の生産は全国区、生乳をはじめヨーグルトなどの加工品製造も活発(売上高など経済規模で見ると、製造業や小売業の数値が大きく上回りますが)。
また、首都圏で唯一の戦闘航空団を擁する百里基地と茨城空港が立地します。
(元)スーパー公務員
元小美玉市職員で現在は個人事業主として、“まちにマジになる仲間を探す&増やす”をコンセプトに、文化施設の活性化のコーディネートや、シティープロモーション・広報戦略のアドバイザーを中心に茨城県域を超えて大活躍されている中本正樹さんにご案内いただきました。
中本さんとは、昨年12月に開催された「関東自主研」(公務員の方々を中心に、“地域や組織をより良くしたい”という想いを持った仲間が集い、自主的に研究・研修・活動する任意の団体)にて初めてお会いしました。所謂“スーパー公務員”と呼ばれるお方のひとりで、その笑顔がとても印象的な方でした。
当日は、“まちにマジになる仲間”の面々、生産量日本一を誇る茨城県の代表的産業である“レンコン”の農家さん、脱サラして、生まれ故郷のシャッター商店街に活気を取り戻す活動にチャレンジしている若者、同市の主要産業である乳業を支える酪農家(2018年ヨーグルトサミット開催)、そして、同市を含め自治体のプロモーション映像・広報資料などを通じて“まちに超マジな”ご夫婦などをご紹介いただき、それぞれ具体的な取り組みや思いを伺いました。
滞在時間3時間の限られた時間の中で、目一杯のスケジュール。とても有難く、貴重な出会いとお話をいただきました。
さすが、スーパー公務員の名を欲しいままにしただけのことはあります。訪問の申し出をしたのが4日前、しかもお会いするのはまだ2度目の私に、この濃度。
車中、“市内3つの文化センター(開成町では福祉会館に該当)の稼働率を10%台から70%台に押し上げた実績”に纏わる経験談をお聞かせいただきました。もちろん、その秘訣、ノウハウはたくさんありましたが、最終的には“人”=中本さんの情熱と、人と人を繋ぐチカラと人を惹きつける魅力によるものとの印象でした。
開成町においても、様々な分野・お立場でまちづくりにご尽力いただいている方々が多くいらっしゃいますが、その点と点を結んで、線や形にしていく役割・機能を担っていただける“人”が待ち望まれる・・・との思いを新たにしました。
貴重な機会を与えていただいた中本さんに感謝します。ありがとうございました。
※Youtube動画
「小美玉ヨーグルトストーリー」(全国広報コンクール映像部門 日本一!)
人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕