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2025/2/6② 開成町の下水道の現状

1月28日、埼玉県八潮市の県道において陥没事故が発生しました。いくつかの要因が指摘されていますが、運転手の救助並びに下水道施設の復旧が難航しておるようです。一日も早い救助と復旧をお祈りいたします。

この事故を受け、下水道管の老朽化問題があらためて注目されている、と認識しています。

開成町の下水道管渠の状況

取り急ぎ、開成町の下水道管の状況について、以下の通り、お知らせいたします。

令和6年3月末時点(=2024年3月末時点)において
・開成町の下水道管渠の総延長は61,055メートルです。

・敷設後、標準耐用年数である50年を経過した管渠はありません

・敷設後40年以上を経過した管渠の延長は903メートル
(令和6年3月末時点の総延長の約1.5%)です。

この基準時点からの10年後(令和16年3月末)において
・敷設後、標準耐用年数である50年以上を経過した管渠の延長は903メートルとなる見込みです

・敷設後40年以上を経過した管渠の延長は19,297メートルに増加する見込みです。

※今年度を含め、新規の敷設を行っているため、いずれも総延長に対する比率は不明となります。

全国の下水道施設の状況

令和4年3月末時点(=2022年3月末時点)において
・全国の下水道管渠の総延長は約49万㎞です。

・敷設後、標準耐用年数である50年を経過した管渠は延長は約3万㎞(総延長の約7%)です。

※詳しくはこちらの国土交通省のサイトをご参照ください。

以上、ご参考まで、情報の共有をさせていただきました。今後も、下水道機能を確保するため、計画的な維持管理に努めてまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕