2024/11/12 岡山県奈義町・津山市・西粟倉村 視察報告
10月15日(火)・16(水)、神奈川県足柄上郡町村会の県外視察事業において、足柄地域1市5町の首長と岡山県を訪れました。
・出生率2.95(2019年)を記録した奈義町では、同町が取り組んだ少子化対策の背景や具体的な施策について学び、なぎチャイルドホームなどを見学させていただきました。
・津山市では、同市が約30年前から注力している(市内の)産業支援の取組について、津山産業支援センターの実務者からお話をいただきました。
・西粟倉村では、上質な田舎を実現するための”ローカルベンチャー”を支援する取り組みなどについて、ご教示いただきました。
奈義町と西粟倉村はいずれも、過去に合併を拒否し、自主自立の道を選んだという共通点があることに興味を覚えました。
そして、津山市も含めた3自治体はすべて、前述の通りのそれぞれの取り組みに着手した当初の段階で、自らを徹底的に分析し、課題から目を逸らさず、真正面から向き合い、”行動”した、との印象を受けました。
何が成功かはその定義・視点によるかと思いますが、いずれの自治体も、当初の目標・目的地に向かって、着実に進んでいることを学べたことは非常に有意義でした。
今後の開成町のまちづくりにおいても、そのエッセンスを参考にしてまいりたいと思います。
※視察報告書
人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕