あけましておめでとうございます

皆様方におかれましては 輝かしい新春を健やかに迎えられたことと 心よりお慶び申し上げます

昨年は、能登半島地震、初めての南海トラフ地震臨時情報の発表があり、われわれ開成町におきましても、県西地域を震源とする最大震度５弱の地震や、複数の大型台風など、自然災害の脅威を目の当たりにした一年となりました。

県西地域の地震の際には、緊急的に、小田急開成駅の帰宅困難者への対応を行うとおう貴重な経験も積ませていただきました。

開成町といたしましては、災害時に町民の皆様の命を守るために、自治体間の相互応援協定や、民間事業者と施設・各種機材等の提供に関する協定の締結を加速させるなど、一段の対策強化に努めておるところであります。

さて、本年は、開成町にとって記念すべき町制施行７０周年の年であります。人口が７０年前の約４倍に増加するなど、今日の繁栄がありますのも、偏に先人の皆様方のご尽力のお陰と、こころより感謝申し上げます。

現状に胡坐をかくことなく、１００周年に向けて、たゆまぬ発展を遂げることができるよう、引き続き一生懸命取り組んでまいります。小田急開成駅前の都市計画道路・駅前通り線をはじめ、基盤・住環境の整備を推し進め、町民の生活の質をさらに押し上げ、より住み易いまちづくりに邁進します。

また、現在、次年度から始まる第六次総合計画の策定を進めております。「人と地域が輝き、笑顔と躍動感あふれるまち・開成」を将来都市像として描き、その実現に向けて、ＡＬＬかいせいで取り組んでまいります。

社会環境の変化は速く、町民の価値観も多様化する中、「田舎モダンのまち・開成町」では引き続き、地域コミュニティを大切にしてまいります。町民との協働や、町内外の事業者・各種団体との連携を通じて、住みたい、住み続けたい、訪れたい、そして、戻ってきたいまちを目指してまいります。

２０２５年が皆様方にとって、より実り多い一年となりますよう心よりご祈念申し上げます。本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕