2024/5/28 明治大公共政策大学院ご一行が来町
5月19日(日)、明治大公共政策大学院ガバナンス研究科の修了生ご一行が開成町にお越しになりました
同大学院は、私自身も修了生のひとりであり(2018/9)、そのご縁で視察先に選んでいただいた格好です。修了後も、修了生の活動などをオンラインで発表したり、今回の様に、各地を視察するフィールドワークなどが定期的に開催されるなど、つながりの強い研究科です。
今回は首都圏から15名が参加。研究科長の長畑教授をはじめ、市役所・区役所、IT系企業、コンサルティング企業など様々な業界でお勤めの方々に来町いただきました。
うち14名にとっては“初めての開成町”であり、それ以前に、名前すら知らなかった方がほとんどでした。これが現実であり、私自身、知名度の低さはサラリーマン時代も、2年前に東洋大院に通っていた時も、痛感しておりました。故に、まずはその存在を知っていただくことだけでも有難く、ましてや、わが町の良さをお伝えできる機会を与えていただいたことには感謝の気持ちでいっぱいでした。
行程としては、バスで、町内を巡り(開成駅⇒みなみ地区・開成南小・富士フイルム先進研究所⇒開成小学校・開成町役場⇒瀬戸屋敷・瀬戸酒造⇒あじさい農道)、開成町役場にてプレゼンテーション&質疑応答とさせていただきました。
私から、開成町の概要、あゆみ、まちづくり、特徴、人口増加の背景などをご説明、その上で今年度の施策にも触れさせていただきました。
また、開成町議会を代表して議会運営委員長・武井正広議員から、開成町議会の取り組みについてお話いただきました。
参加者からは、移住されてこられた方々との価値観の相違への対処、都市計画の経緯、高齢者の孤立・孤独へのアプローチ、特色ある産業や文化などについてご質問いただきました。
大学院に通われた目的も様々で、現在のご職業などバックグランドも異なることから、限られた時間の中では、参加者の多様な関心にはお応えできませんでしたが、そのあたりは5時間にわたる夜の懇親会にて、補足させていただきました。
午後は、瀬戸酒造を見学+試飲をお楽しみいただき、瀬戸屋敷母屋にて囲炉裏を囲みながら、開成町・つかささんのお弁当に舌鼓を打ちつつ、緩やかなときの流れを堪能いただきました。
その後、大井町さんを訪問いただき、四季の里、BIOTOPIA、大井町防災備蓄倉庫などを視察されました。
懐かしい学友らと、非常に有意義な時を過ごさせていただき、感謝の念に堪えません。私も、今後、修了生に関わりのあるいずれかの場所で定期的に開催されるフィールドワークに参加し、旧交を温めつつ、見分を広めてまいりたいと思います。
人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕