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2023/6/20 日本一チャレンジする町

6月6日(火)、埼玉県横瀬町を訪問しました。「日本一チャレンジする町」を掲げ、民間企業・団体・個人による地域づくりの実践や実証実験のフィールドを提供するプラットフォーム「よこらぼ」を通じた公民連携を積極展開している町です。

銀行員時代の同僚であり、師と仰ぐ富田町長&井上副町長に教えを請いつつ、横瀬町と開成町の将来的な交流・連携の可能性を探らせていただく第一歩として、開成町の職員3名に同行いただきました。

最初に、(一社)タテノイトさんが運営する“森のようちえん”を見学させていただきました。日々の活動は園児たちが主体的に決めます。この日は、小高い丘・花咲山公園内の野外フィールドを園庭代わりに、4名のこどもたちがそれぞれの時を過ごしていました。曜日にもよりますが、半分は東京から通う子どもたちとのことでした。

午後、同じくタテノイトさんが運営する“NAZELAB”を見学。子どもたちに新しい学びの場の選択肢を提供する施設です。学校へ行かないことを選んだ子どもや学校以外の学びの場を求めている子どもたちが通う“家でも学校でもない第三の居場所”です。日本財団の助成を受けてスタートしました。

主宰する舘野繁彦さんにも貴重な時間を割いていただき、たくさんお話を伺うことができました。深い教育理念を簡単に吸収することはできませんが、実践者のことばの重さを実感しました。ありがとうございました🙇‍♂️

※(一社)タテノイトさんのホームページはこちらから
※NAZERABについてはこちらから

横瀬町の“へそ”に集中する“エリア898”や“エリア899”、“TATE Lab.(たてラボ)”なども拝見しました。訪れる度に新たな試みが増えており、正に日本一チャレンジする町です! 

エリア898とエリア899はいずれも町内外問わず、横瀬町に関わる人々のコミュニティ&イベントスペースです。同居する宿泊施設付きコワーキングスペース“LAC横瀬”に滞在する人も、前述のNAZELABで学ぶ小学生も普通に交じり、コミュニティを形成しています。開成町ではお目にかかることはない光景です。 

観光スポットの寺坂棚田や花咲山公園も散策しました。開成町よりもさらに緩やかなときの流れを味わいながらも、それぞれの事業における補助金や交付金の使い方をご教示いただきました。地方創生関連の交付金以外に、デジタル田園都市国家構想関連の交付金も積極的に活用しており、その本気度とどん欲さにあらためて頭の下がる思いでした。

今後、具体的な交流・連携を進め、開成町民の幸せに結び付けられるよう努めてまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町
町長 山神 裕

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