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2024/7/17 茨城県茨城町さんと災害時相互応援協定を締結させていただきました
7月7日(日)、茨城県茨城町さんと「災害時における相互応援に関する協定」を締結させていただきました。
茨城町について
茨城町は茨城県の県央地域に位置する人口約3万人、面積約122㎢(開成町の約18倍)の自治体です。国道6号が町を貫き、北関東自動車道など高速道路のインターチェンジが3つもあります。
ラムサール条約に登録された湿地「涸沼(ひぬま)」に面し、メロンやいちご、栗、しじみ、そして常陸牛など特産品も豊富な町です。企業の進出も著しく、茨城中央工業団地は総面積176haを有します。
※茨城町のホームページはこちらから
3件目の締結
災害時相互応援協定に関しては、開成町としては3件目の締結となります(2013/5 北海道幕別町、2024/2茨城県大洗町)。
いざという時、食糧や飲料水など生活必需品の供給や、応急対策等に必要な職員の派遣、そして、被災者を一時収容するための施設の提供などを相互に行う協定です。
まずは、町民の命を守り、早期の復旧復興を図りつつ、行政サービスを遅滞なく提供できる体制を整えることを目的としています。
今年の元旦に発生しました能登半島地震の被害状況やその後の被災地の状況等に関する報道を踏まえれば、避難場所を確保することの重要性が再認識されました。
また、役場職員も家族を含め、被災者となる可能性が高い中、通常の行政サービスに加えて、罹災証明書の発行など急増する業務負担を乗り切るには、即戦力となる他の自治体からの応援は必要不可欠であることは、今更指摘するまでもありません。
いざという時に、この協定が有効なものとなるよう、今後、顔の見える関係の構築に努めてまいります。
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人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕