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2023/8/3 消防団員を募集しております

 7月25日(火)、「開成町消防組織強化推進連絡協議会」の意見交換会を開催しました。消防団員を増やすにはどうすればよいか?ご意見をいただきました。

意見交換会には、消防団長と各分団の正副団長、各自治会の自治会長と防災部長、消防団OB、そして、日本製紙クレシアさんと明治ゴム化成さんの総務部長さんもご出席いただきました。お忙しい中、お仕事を終えられた後の夜分にお時間を割いていただき、ありがとうございました。

まず、開成町消防団の現状ですが、7分団(1分団あたりふたつの自治会を担当)、91名の団員が活動いただいております。ただ、条例で定める団員の定数108名(本部3名+1分団あたり15名×7分団)には満たない状態が続いています。

第1分団(岡野・金井島)と第3分団(牛島・みなみ)は定数通り15名の団員がおり、特設第1分団(下延沢・宮台)と第5分団(下島・パレットガーデン)も団員14名とあと1名で定数に達します。

欠員は特設第2分団(榎本・中家村)が4名、第4分団(上島・河原町)が5名、そして第2分団(上延沢・円中)が6名となっております。

全体でみますと、過去7年間に、団員や各自治会役員の皆様などのご尽力により、計33名が新規に加入いただきましたが、計38名がお辞めになったことから差し引き5名減少となっております。

昨年、①新規加入団員の年齢上限の撤廃、②在勤者も加入可、③災害発生の出動への報酬の見直しなどの改革が実行されました。団員の増加という効果はまだ出ておりませんが、一段の減少を食い止めている可能性もあり、前向きに捉えたいと思います。

さて、今回、頂戴したご意見は、
・団員は組長を免除することとした(岡野、金井島)
・手当を増額すべき
・5年在籍で退職報奨金20万円が支給されることなど、もっとアピールすべき
・団員には、防災減災などに役立つ資格取得の費用を負担するなどメリットを付与してはどうか
・現在、団員を輩出している企業以外にも依頼すべき
などです。

ご参考まで、現在の団員報酬は、年間52,000円、訓練や警戒への出動に対して1,400円/回、災害発生時の出動に対して1,000円/1時間となっております。消防庁の指針に基づき、他の市町の水準も勘案しつつ決定した内容です。

いただいたご意見を踏まえ、他の自治体での取り組みも参考にさせていただきながら、防災安全課とあらためて協議させていただき、必要と考える措置と行動をとってまいります。

開成町在住もしくは在勤の18歳以上の方、「私たちの町は私たちが守る!!」、お力をお貸しいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町
町長 山神 裕

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