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2023/1/16 富山県氷見市まで支援物資を届けてきました

能登半島地震にて犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈りし、被災された方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

1月6(土)・7(日)、能登半島地震の被災地・富山県氷見市まで支援物資を届けてきました(個人としての行動です)。

お持ちしたのはリクエストに基づき“水”。現地でも買おうと思えば買える品ではありますが、移動手段の問題か、いくらあっても足りないか、支援物資配給所の在庫が尽きかけていました。

市内約17,000世帯のうち約4,200戸が依然として断水中。復旧まではまだ相当程度の時間を要するとの見通しでした。被害の最も大きかった石川県内はより深刻な状況であることが推察されました。

経緯を簡単にお伝えしておきますと、現地でのボランティア活動を試みるも、県外からの参加が可能な自治体はごく僅かである上、すでに募集数に到達。少なくとも視察はしたいとの思いで各地の状況を調べたところ、石川県は交通渋滞に拍車をかけてしまう恐れから回避、高岡市や氷見市に向かうことを決断。

氷見市に縁の深い知り合いにその旨伝えたところ、現地とコンタクトいただき、結果として“特に水が不足している”との情報を入手、今回の行動にいたった次第です。

同市の震度は5強でしたが、道路の陥没・段差・亀裂が多数、道のそこかしこに三角ポールは当たり前の光景でした。市職員らがマンホールに潜る姿も複数回見られました。

災害対応の真っ最中につき、誠に恐縮ではありましたが、篠田副市長や観光協会・松原会長にお時間をいただき、被災状況や発災後1週間の様々な体験談を伺いました。生の声はやはり説得力が違います、貴重な情報を本当にありがとうございました。今後に活かします。

尚、町としては、神奈川県の派遣団の一員として、1月19日(金)から1月26日(金)の間、ふたりの職員が石川県志賀町にて物資の受入調整や避難所運営の業務にあたる予定となっております。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕