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2025/2/20 茨城県阿見町さんと災害時相互応援協定を締結させていただきました
2月4日(火)、茨城県阿見町さんと「災害時における相互応援に関する協定」を締結させていただきました。
阿見町さん
阿見町さんは茨城県の県南地域に位置する人口約5万人、面積約71㎢(開成町の約11倍)の自治体です。
人口増加が続いており、昨年11月時点で50,000人を突破!現在、市制施行に向けて準備を進めていらっしゃいます。
茨城大学農学部と茨城県立医療大学が立地していることから、学生も多く、高齢化率は28.6%(2020年)と茨城県平均29.9%を大きく下回っています。
3つの工業団地を有し、総面積約226ヘクタールに53社が進出されています。また、開成町民に馴染みのある御殿場アウトレットと同系列のあみプレミアムアウトレットがあります。
さらに、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方がお隣の牛久市出身というご縁もあり、二所ノ関部屋が2022年に新設されました。
特産品は、大玉スイカ、ヤーコン、阿見グリーンメロン、レンコンなどたくさんあります!
※阿見町のホームページはこちらから
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5件目の締結
自治体間の災害時相互応援協定に関しては、開成町としては5件目の締結となります(2013/5 北海道幕別町、2024/2 茨城県大洗町、2024/7 茨城県茨城町、2024/12 群馬県吉岡町)。
協定内容は多少異なりますが、阿見町さんとは、いざという時、食糧や飲料水など生活必需品の供給や、応急対策等に必要な職員の派遣、被災者を一時収容するための施設の提供、児童・生徒の受入、そして、ボランティアのあっせんなどを相互に行うものとなっています。
昨年は、能登半島地震や、初めての南海トラフ地震臨時情報(注意)の発表、複数の大型台風の被害など、自然の猛威や自然災害の脅威を目の当たりにした一年となりました。
町民の皆さんの命を守るため、避難場所を確保し、避難所運営を円滑に行うため、行政サービスを滞ることなく提供するため、そして、早期の復旧復興を図るために、自助・共助・(開成町による)公助に加えて、自治体間の相互応援の重要性が再認識されました。
いざという時に、この協定が有効なものとなるよう、今後、顔の見える関係の構築に努めてまいります。阿見町の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
(今回、調印式のために阿見町さんを訪問しましたが、折角の機会であり、”顔の見える関係づくり”のために、茨城町さんと大洗町さんにもお邪魔してまいりました)
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千葉町長とのご縁
阿見町・千葉繁町長とは明治大学公共政策大学院において同じ財政のゼミに所属し、様々な教えと刺激をいただいた仲です。お互い町長という立場になり、このような新たなご縁をいただいたことは、個人的には感慨もひとしお、誠にありがたい限りです。
また、これまでに協定を締結いただいた大洗町さんと茨城町さんとのご縁も、千葉町長が茨城県町村会の視察先に開成町を推薦していただかなければ、あり得ないものでした。人と人のつながりにあらためて感謝いたします。
※ご参考まで、本件に関する阿見町・千葉繁町長のSNS発信を添付させていただきます。ありがとうございます。
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人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕