見出し画像

2023/7/19 公園・道路緑地ボランティア研修会

7月9日(日)、「開成町公園・道路緑地ボランティア」にご登録いただいいる方々、これから参加してみたいと考えていただている方々を対象に、研修会が開催されました。

2012年に始まったこのボランティア制度(※1)、現在、32団体がご登録いただいており、21か所の公園と11か所の道路緑地において美化活動(除草、剪定、ごみの回収など)にご協力いただいております。そのご尽力に心より感謝申し上げます。

※1: 公園・道路緑地ボランティアについてはこちらから(開成町ホームページ)

私自身も、登録団体名「リンク中家村と有志たち」の一員として、6年程前から、中家村公園の草刈り等を行ってきました。自分の住んでいる町は綺麗な方が気持ちがいい、できることはやっていこうとの思いで、賛同者を募り、登録した次第です。

当時、町外で、道路の脇に背の高い雑草が生い茂り、歩道を埋め尽くしているような光景を目の当たりにして、“荒廃感”を強く感じました。各自治体において、除草作業等の担い手不足などの課題があると思いますが、開成町はこうなって欲しくないとの思いを新たにしました。

“割れ窓理論”(※2)を公園に置き換えれば、汚い公園はより汚くなり、その周辺や地域に荒廃感が漂ってしまう恐れは、どこの地域にも常にあると思います。そうならないために、住民として無理のない範囲でできることを行うのが、このボランティア制度の主旨と言えましょう。

※2 割れ窓理論: 1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、さらに割られる窓ガラスが増え、いずれ街全体が荒廃してしまうという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論。

さて、研修会ですが、あじさいの植栽の剪定方法を深く学びました。ご指導いただきました(有)遠藤造園土木の遠藤優一様に感謝いたします。

いつ、どの部分を、どの様に切るか、といった基本的事項に加えて、樹形を維持するには? 大きな花を咲かせるには? 剪定しないとどうなるか? 風通しを良くするには? 与えるべき肥料とその時期、強剪定(※3)について等々、レベルの高い指導もいただきました。ありがとうございました。

剪定作業が楽しくなってしまい、帰りしなにあじさいの植栽をみる度に、剪定したい衝動に駆られてしまいました。

来年度も、研修内容は未定ですが、開催されると思います。あらためて“町の花・あじさい”の剪定をテーマに選ぶ場合は、7月初旬に開催しているあじさいの里の剪定作業と同時に開催すれば、より多くの方にご参加いただけるのではないか?と感じました。担当課である街づくり推進課とも相談して、決めていきます。

※3 強剪定 : 太い枝を短く切りつめたり、多くの枝や芽を切り落とすような剪定のこと。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町
町長 山神 裕

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!