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2023/10/23 「開成町の災害対策」についてプレゼンしました!

10月13日(金)21:00~、東京大学生産技術研究所附属 災害対策トレーニングセンターのオンラインサークルにて、開成町防災安全課・葛西専門員とともにプレゼンテーションをさせていただきました。

テーマは「開成町の防災対策~富士山噴火に関する取り組み~」。まずは折角の機会でもあり、“開成町の概要説明”とともに開成町を宣伝させていただきました。

その上で本題として、富士山ハザードマップの改定について、全町民を町外避難させるための考察事項と計画への反映、開成町「富士山火山避難計画」の概要などについてご説明しました。

このサークルは公的機関、民間企業、学生など様々な立場で“防災”に携わっていたり、関心がある方々が自由に参加できるもの。月1回開催され、今回が第12回。参加者数は概ね30~40人。

これまでのテーマは“東日本大震災時の官邸危機管理センターにおけるリエゾン”、“静岡県 台風15号における災害対応の検証”などが取り上げられました。

関心の高さの表れとして、今回も非常にたくさんの質問をいただきました。“小中学校における防災対策・教育は?”、“日中の幼稚園・保育園における防災対策は?”、“災害発生時の役場職員の勤務態勢について”、“避難計画に関する町民の関心は?”、“災害時相互応援協定の締結に苦労されている要因は?”、“季節によって対策・避難計画を見直す必要があるか?”、“復興のイメージはあるか?”等々。

プレゼン資料を作成いただき、質問にも間髪入れず回答いただいた葛西専門員に感謝いたします。ありがとうございました。

富士山噴火により開成町に溶岩流が到達する可能性は極めて低く、私の計算では“0.004%”です。私たち町民の生活に影響を及ぼす可能性(頻度)としては、地震、水害の方がより重要と言えます。

とは言え、可能性がゼロではないこと、また降灰に因る影響は十分に想定されることから、対策を講じておかなければならず、心の準備もしておかなければなりません。

町としても引き続き備え・訓練の拡充を図ってまいります。町民の皆さんにおかれましても、噴火を含めた自然災害のリスク並びに“自助”が最も重要になることをあらためてご認識いただき、事前の備えを講じていただきますようお願いいたします。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

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