８月１９日(月)、大徳興業(株)（三益球殿 開成町店）様と「災害時における施設の一時使用に関する協定」を締結いたしました。

当協定は、大地震や風水害など大規模災害が発生した際に、同社の駐車場や施設トイレを一時的に使用させていただく内容です。

開成町では、災害発生時において、指定避難所（開成幼稚園、文命中学校、開成小学校、開成南小学校、県立吉田島高校）や指定福祉避難所（開成町福祉会館）、地域避難所（各自治会の集会施設。※浸水災害時には使用不可の施設あり）を開設する準備を整えております。

また、町内の一部の企業等に社屋などを浸水災害発生時の一時避難所として提供・開放いただくこととなっております（パナック工業様、富士フイルム先進研究所様、足柄上合同庁舎など）。

※開成町の避難所一覧はこちらから（開成町洪水ハザードマップの裏面）

しかしながら、実際には“車中避難”を望まれる方、もしくは余儀なくされるケースが想定されます。主な理由としては、プライバシーを確保したい、幼児と一緒に避難するため、ペットとともに避難するため、余震が怖い、感染症が怖い、そして、避難所が定員に達し入れない場足などが考えられます。

一定の需要が見込まれる“車中避難”のスペースを提供いただける今回の協定は、非常に意義のあるものと認識しております。大徳興業(株)には心から感謝申し上げる次第です。誠にありがとうございます。

三益球殿開成町店の伊原店長は、お住いの地域で、現在、自治会長をお務めとのことです。『自治会長になってから、自治体行政の大変さが分かった。今後も、協力できることはしていきたい』とのお言葉もいただきました。

今後も、いざという時、町民の皆様の命を守るために、備えを充実させてまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕