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2024/8/16 災害対策図上訓練を実施しました

7月31日(水)、大規模地震を想定した災害対策図上訓練を実施しました。

地震の想定は、7月の日曜日の昼頃、相模湾を震源とする震度7。災害対策本部における主要な訓練事項は、①職員の勤務時間外に発生した災害に対する初動時の行動、②被害情報の処理と担当各班の運用の連携、③高温多湿時期を考慮した災害対応などとしました。

神奈川県県西地域県政総合センターからもご参加いただき、県の災害対策本部との連携や、陸・海・空の自衛隊、厚生労働省や総務省に対する要請などを行う想定で訓練いただきました。

また、神奈川県総合防災センターより、危機管理アドバイザーにお越しいただき、訓練内容に関する講評をいただきました。『図上訓練は失敗するためのもの』とのお言葉通り、多くの課題をいざと言うときに活かせるよう、引き続き鍛錬を積んでまいります。

この訓練を実施した直後の8月8日(木)に日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が起き、”南海トラフ地震臨時情報(注意)”が初めて発せられました。

さらに、翌9日(金)に、我々が住む神奈川県西部を震源とする最大震度5弱の地震が発生しました。南海トラフ地震とは関連なしとされてはいるものの、当地では、14日(水)に最大震度3、15日(木)に最大震度4の地震が相次いで発生しました。

南海トラフ地震臨時情報に関しては、15日(木)17:00をもって、その”呼びかけ”は終了しましたが、当地においては、引き続き気が抜けない日々が続きそうです。

いざと言うときに備えて、心の準備をしておこうと思います。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕