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2024/7/3 酒田保育園さん70周年!

6月30日(日)、社会福祉法人はぐくみ福祉会(露木睦理事長)の酒田保育園(露木省子園長)さんの創立70周年記念式典に出席させていただきました。

昭和29年・1954年6月創立。開成町が来年2月、町制施行70周年を迎えますので、開成町よりも長い歴史を有します。

児童福祉法が改正され、我が国において現在の保育園の原型が誕生したのが昭和23年とされますので、実質的に酒田保育園さんの歴史は、即ち我が国の保育園の歴史そのものと言えましょう。

先人を含め、関係各位のご努力とご尽力に、あらためて敬意と感謝の意を表します。はぐくみ福祉会さんには、開成町において現在、保育園3園と学童保育を担っていただいております。

開成町のこどもたち、そして保護者の保育並び学童に対する強いニーズに対し、その機能としてのみならず、一人ひとりに寄り添った愛情溢れる姿勢で、応えていただいておりますことに、あらためて感謝申し上げます。

国や県において、様々な子育て支援策が講じられております。開成町としても、出産から子育てまで、切れ目のない支援に努めておるところです。

国家的な課題であります少子化(低出生率、少出生数)に関しては、結婚数の減少・未婚率の上昇が影響しているともされます。その要因はたくさん挙げられると思いますが、それを一言と要約するとすれば、“将来への不安“だと思います。社会保障が既に制度疲労を起こしていると思われること、実質賃金が減少し続け、子育て費用が上昇する一方で、安定した職への就業・収入への不安などが背景だと考えます。

その意味でも、保護者が“安心して”働ける環境を整備することは、その不安を少しでも軽減する効果がありましょう。具体的に、町など基礎自治体においては、保育園や学童保育などを完備することが極めて重要と考える所以です。

はぐくみ福祉会 酒田保育園さんには、80周年に向けてますますのご繁栄を祈念するとともに、今後も開成町の保育・学童ニーズにお応えいただき、元気で明るく、思いやりのある開成っ子の健全育成にお力をお貸しいただきたく、よろしくお願いいたします。

創立70周年、まことにおめでとうございます。

70周年記念制作 ”防災紙芝居”のご披露

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕