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2023/11/22 長野県諏訪市におけるフィールドワークに参加

11月10日(金)・11日(土)、長野県諏訪市を訪れ、丸の内プラチナ大学が主催するフィールドワークに参加してきました。

同大学は、ビジネスパーソンを対象とするキャリア講座で、まちづくり活動の一貫として、都市のビジネスパーソンが地方創生などソーシャル分野に関ることで、課題解決力や新規事業創出につなげるヒントを学び、同時に多様な人的交流を促すことを目的としています。

今回参加した“逆参勤コース”は、地域課題をテーマとして、市長をはじめ行政への提案や市民とのワークショップなど、課題解決や新たな価値創造を図るものです。今回のフィールドワークには国家公務員から大学生までの13名が参加しました。

諏訪市は、人口約5万人、面積109㎢。諏訪湖、諏訪大社、上諏訪温泉、地酒など観光資源に恵まれたまち。時計・カメラ・レンズなど精密機械工業など製造業が基幹産業。

今回、東京での座学も通じて、同市について学びましたが、人口は2000年以降、減少傾向にあるものの、前述の通り、“資源”は豊富で、“魅力”のあるまちとの印象を強くしました。

それでも、産業界の担い手不足という課題を抱え、今回、同大学の活動を通じて、外部の声に課題克服のヒントを探ることになりました。

2日間、複数の製造業者、酒蔵、宿泊業者、味噌製造業者、中山間地の集落などを視察させていただいた後、3日目に課題克服に向けた提言を市長あてに行いました(私は2日間のみ参加)。

参加者からは、副業による人材創出、諏訪マイスター制度の設立、諏訪でパパママリフレッシュプロジェクト、スマート農業の推進、道の駅・諏訪湖プロジェクト等々が提案されました。

多くの市職員が同席され、発表後には、参加者と提案の詳細について語り合う光景が見られました。私の提案に対しても、メールにて問い合わせがあるなど、その本気度が窺え、真摯な姿勢に誠に感心した次第です。

将来的に、わが開成町においても同様の取り組みを実施する可能性を探りながら参加しました。今後検討してまいります。

人と自然が調和した田舎モダンのまち・開成町 町長 山神 裕

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